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2012.03.22 3月21日


南無妙法蓮華経
山元町役場より歩き始める。
7時前に岩佐さんが来て下さって、色々話が出来て楽しいひと時だった。

今日は、もう亘理に入り昨年も通った場所、道なのに、瓦礫で覆われ、悲しみに覆われていた風景が、瓦礫が片づけられ山積みになり、土台だけが残る景色となっていて、瓦礫を片付けたことが、次に繋がるため、とは何だか結びつかなくて、とりあえずどかしてみた。という感じに思えて何とも不思議な気持ちがしながら歩いていた。

たまに家の形がしっかりとあるところがあって、そこは人が住んでいるのか?と思い近づいていくと、ガラス窓はブルーシートに覆われていたりで、まだまだ人が住める状態ではないことがわかる。

コンビニでトイレ休憩をしていると、信成さんがまたも昼食をご供養しにわざわざ来て下さった。
今日も風が強く、外で食べるにはなかなかたいへんではあったけれど、鳥の海の港に引き上げられている船の陰で風をよけながら、ご供養いただいたお握りを有難く頂いた。

今日も、体がもっていかれそうなほどの強い風に体だけでなく、心も折れそうになった(苦笑)。それでも負けずに太鼓をたたき続けた。

高架橋の下で少し休憩していると、パトカーに乗った警官が2人来て、いわゆる職務質問をされた。
スコットランド人を含め、見るからに怪しい集団ではあるけれど(笑)、大震災から1年経って、ご供養の行脚とこれから何事もないように、全国の原発を祈り歩いていることをお話しすると、一人の方は地元山元町出身の方で、とても喜んでくれて、知り合いを津波で亡くし、このお彼岸でお墓参りにも行ってきたそうで、制服を着ていても、職務を離れ、一人の地元の方として喜んでくれたことが、何よりも嬉しかった。

そのまま歩き続け、今日宿泊させていただく場所である、「農家レストラン 旬菜館」に到着。今日は3時には行進が終わるという珍しい日だったので、近くのコインランドリーに行き、車の調子が悪いので、岩沼まで足を延ばして修理してもらいに出かけた。

こちらの旬采館の南部さんは、我々のサポートをして下さっている藤田さんから電話を頂いただけで、我々を受け入れて下さった。

今の世の中からすれば非常に珍しく、こちらにとっては非常に有難い方なのだけれど、こちらで、これから宿泊するに当たりまだ決まっていない場所に連絡をすると、最近のお断りの言葉が「人の好意を当てにする人は、お断りします!」と言われることが多い。
それも寺院や教会で・・・。

別に泊めないから悪い、ということではありません(笑)。でも、人は一人では生きられないし、お互いに関わりあっている以上、お互いを大事にすべきではないのか?と思ったりして・・・。真っ先に困っている人を助けたり、力になる場所がお寺や教会なのではないか?と思っていたので、まるで逆のことを言われると、驚きと共に多少がっかりもしますが(笑)。

そんなことを言われてしまえば、我々などは一たまりもないのだけれど、親戚でも知り合いでもないのに、こうして2つ返事で泊めて下さる方々もいらっしゃることが、我々が次に歩みを進めることが出来る、大きな力となっていることも事実です。

とにかく、こういうものだ!と思われている常識を、いい意味で裏切っていくのが、あるいは緊張状態にあるときに、いかに肩の力を抜かせるかが、我々のやるべきことではないか、と思うこのごろ。

つらさの中にも、少しでも楽しみを見つけていきたいものです。
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