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2012.05.23
5月21日

南無妙法蓮華経

今日は、柏崎刈羽原発前で終日断食御祈念の日ということで、5時に起床、6時にお勤め、7時に車移動で出発した。

この原発には約3000人が務めているそうで、毎朝原発まで大渋滞が起きているとのことで、実際に目の当たりにすると、大型バスから自家用車から、ひっきりなしに原発の入り口に吸い込まれていく。

今朝早く佐藤上人様が下見に行かれて、原発のどこのあたりがいいかを選んできた。

我々が唱題しながら入口に近づき、受付のゲートがすぐ近くの芝生の植え込みのところに0ブルーシートやマットを敷き、唱題行の準備をしていると、東電の警備担当の責任者が来られて、引いてある白線から敷地内となるので、ここではやめて頂きたいと言われた。代わりの場所を教えていただいたので、その場所に下がり、車が入れないようになっている、道路の安全地帯のような場所に改めて場所を設置しなおしていると、先ほどの方から、「申し訳ないけれども、この場所も以前、東電で買い上げた土地なので、別な場所に移ってほしい。」とのことで、3度目の正直で、東電とは完全に関係のない歩道のところに改めて準備しなおした。

PRセンターに9時半に要請書の受け渡しをすることになっているので、佐藤上人様とネパールから来られたウダヤバタラ上人、AKOちゃんの4人で唱題行を離れ、センターに向かった。

東電のPRセンターの前には、先ほどの警備担当の方と、もう一人の方が待っていて、こちらの要請書を読み上げてお渡しした。

福島の事故以来、東電の職員もかなり色々な形で気を使っているようで、こちらに対してもかなり丁寧だったし、座る場所に関しても、「事故の無いように十分気を付けて下さい。」などというお気遣い?も頂いたので、こちらから一言お話するときに、こちらに気を配って下さって下さるように、本当の意味で、すべての命に対しての配慮として「即時
廃炉」をお願いした。

今日もかなりいい天気で暑く、なんとセミが鳴いていた。

長野からご参加くださった方をはじめ、総勢30人以上で太鼓を叩き、大声でお題目をお唱えして祈った。

原発で働く若い世代の方は、車で通りすぎるときに、小馬鹿にしたように笑いながらこちらを見ていった。

近所に住む方なのか、助手席に座るおばあさんが、こちらに会釈をしたり合掌して通り過ぎていった。

御祈念の途中、これまで一緒に歩いて下さった中嶋さんが、所要の為しばらく行進を離れることとなり、しばしのお別れとなった。
朝早くから行進団の為に、食事の支度をして、支えてきて下さった中嶋さん。
また一緒に歩く日を楽しみに待ちながら、なお一層お題目をお唱えした。

今日の断食御祈念は3時までさせていただき、その後荒浜という近くの浜辺まで移動して、原発から垂れ流される、放射性物質を含んだ冷却水で汚染された海を、お神酒とお題目を書いた紙を撒いて、みんなで清めた。

その後、車移動で刈羽村役場まで行き、請願書をお渡ししてきた。

そこでは、というよりそこでも、県知事の意向と同じく、福島原発の事故の検証がされないうちは再稼働はないけれど、国の判断を見据えて、国からの指示を待って行動したい、という内容だった。

今回の断食祈念は地元の自然農をされている若い方々が多く参加して下さって、皆それぞれにノウハウを持ち、研究をして、無理や無駄のない堅実な努力を積み重ねている。

国からの指示や判断を待っていたのでは、それこそ手遅れになってしまう現実を見て、独自に勉強している個人を目の当たりにしても、それでもあくまで国の責任、東電の責任と、責任を転嫁している役場の人たちは、何も感じないのだろうか?という疑問がさらに深まった・・・。

夜にはお世話になった善照寺様のご住職、昨夜も来て下さった女性3人の方々としばらくお話をして、有意義な時間を過ごした。

それぞれの心の中には、本当にそれぞれに深い思いがある。その根底に流れているのは、やはり お互いの『命を守る』ということに尽きると思う。
勝ち負けではないけれど、やはり真剣に向き合わなければ・・・
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