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2012.05.16 5月13日

南無妙法蓮華経

母の日の今日、泊原発での終日御祈念となった。

天気は良かったものの、風が強く冷たくて座っている間、体の震えが止まらなかった。

朝8時から御祈念スタート。正面ゲート前にブルーシートを敷き、お坊さんをはじめとして、10名以上の人間が、うろうろと何やら怪しい動きをしているにもかかわらず、警備の人たちは一言も聞いてくることなく、完全な無関心状態だった。
断食祈念中、警備の人たちはただ淡々と、車が来たらゲートを開けて、閉じて、の繰り返し。

目の前の自分たちをまるでいないことのように、ただ、淡々と自分の仕事をしていた。

ただ、時折、一人の人が双眼鏡でこちらを数えていたけれど・・・。

マザー・テレサは「愛情の反対は、無関心です。」と仰ったけれど、あまりにも無関心な態度に出られると、怒りでもぶつけてこられたほうが、まだ話し合う余地がある分、ずいぶんとマシなことだと思えてくる。

御祈念の途中から、次第に人が増えてきて、最終的に総勢22名となった。
その中には、北海道で御修行をされている笹森上人様をはじめ、日本山の御出家はもちろん、在家の方々も多数ご参加を賜り、大変有難い御祈念となった。

午後3時半にはお断食を終了として、次に御祈念をしていたすぐそばの海岸で、海を清めるために、また、犠牲となっている数多くの命のご供養として、お題目を書いた紙を皆で海に流した。

夜には、地元で長年反対活動と、原発ができる前から、海の水温を35年間図り続けいている、斉藤武一さんをはじめ、お仲間の方々が来て下さり、斉藤さんが長年続けている原発反対の紙芝居を見せていただいた後、お互いに話し合うことが出来て、夜遅くまで語り合うことが出来た。

斉藤さんの紙芝居は、原発に関しての現実の問題に対して働きかけている内容で、北海道内ではがんの死亡率が一番高いのは泊村であったり、9月11日の同時多発テロ以降、泊原発の前の海に巡視船が1か月交代で配備されているそうで、原発の中にも機動隊が配備され、ミニマシンガンを携帯して警備にあたっているとのこと。

原発がなければそんな配備もいらないし、そこで発生するお金は国民の税金から。

その昔、萱沼炭鉱があったころは1万人まで人口があったはずなのに、炭鉱が閉鎖され、人口も6000人から3000人にまで減ったそうだけれど、原発が誘致され、そのおかげで?、今では泊中学校が、日本で初めての(唯一の?)オール電化の中学校となっている。

原発が誘致されることで、住民の間に軋轢が生まれ、亀裂が生じることがよく聞かれるけれど、その方法として、大手広告代理店が、そのマーケティング力を生かして、住民の中に入り徹底的に住民同士の関係を洗い出し、明らかにした上で今までに築き上げた信頼関係を壊していくことが仕事となっていると聞いて、本当に驚いた。

また、今は震災後のガレキ処理に関しての広告によって、ガレキを受け入れない県は酷い県であるかのように、国民の気持ちを誘導していく働きをしていると聞いた。

また、あるとき、原発の立地候補に住む、アウトドアが趣味の人が、酒場で隣り合わせた人と親しくなり、話をしていくうちに、その里山にどんな植物が生えているかという話題になって、隣り合わせたその人が、どこに何が生えているかとても詳しく話すので、なぜそんなに、住民以上に詳しいのか尋ねると、実は電力会社から派遣されて、現地のリサーチをしているとのことで、もし原発を建設するとなった時に、希少植物がその土地に生えていると、あとで裁判沙汰にならないように、その希少植物を根こそぎ引っこ抜いてくるのが仕事なのだと話したそうで、ある意味、仕事熱心?ではあるけれど、目先のことにしか目がいかない、想像力が働かない怖さを思い知り、あきれるを通り越して、背筋が凍る思いがした。

今日は、少年が2人来てくれて、夕食の手伝いをしてくれたり、一人の男の子はお父さんも連れてきてくれて、食事をした後、しばらく一緒に紙芝居を見ていった。

通りすがりでも、関わり方は様々で、先入観を持たずに来てくれる少年たちの姿に、ホッとしながら、こういう子供たちが、少しでも健康で、元気に過ごしていけるような社会になるように、頑張らないと・・・。
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