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2012.05.16 5月12日


南無妙法蓮華経
本日は、歩き初めに、今回お世話になった妙善寺様へご挨拶に行き、そこからご住職と二人のかわいいお子さん、奥様と先代の住職ご夫妻にお見送り頂き、御住職と娘さんは少しの間一緒に歩いて下さった。

好きな科目は算数、という可愛らしい女の子と、若くてバリバリのご住職にご参加いただき、行進団もかなり勢いが付いた。

雄大な北海道の自然を眺めながら歩き、2回目の休憩のときに、お店屋さんの前で休ませていただき、トイレも貸していただくことが出来た。

その時に、ただ休ませていただくのもどうかと思い、必要なのど飴などお菓子を買い(?)少しお話をすると、泊原発が止まり、仕事が無くなって職安に行く人が増えてきた、とのことで、話を変えて北海道の自然の豊かさについて感動していることを話すと、「そうですか?昔から住んでいると、気が付かないですね。」とおっしゃるので、見方を変えると、生まれた時から原発があるところに住んでいると、それが当たり前だということになるのか・・・、と考えたりする。


行進の途中、とまりん館という泊原発のPRセンターに立ち寄った。

外観は、見る方向により広島の原爆ドームを髣髴とさせる造りで、何とも皮肉な感じで、悪い冗談のような気がした。

当然のようにマスコットキャラクターもいて、「とまりん」という、頭が円い食パンのような姿で、モチーフは何かを聞いてみると、そのものズバリ、原発建屋だとのことだった。

中に入り見学させていただくとともに、昼食をとる場所も貸していただけたので、食事をしていると、日本山妙法寺、札幌道場の庵主様方をはじめ、道場のご信者様が多数来て下さり、応援に来て下さった。

佐藤上人様が、一人ずつ行進参加者を紹介してしばらくお話をし、12時30分より館内の説明を受けることとなった。

いつものPR館なら、うら若い女性が案内をして下さるのが、今回説明して下さるのは元技術者だった伊勢さんという男性の方。

去年の3,11を踏まえ、今までならば、原子力のいいところだけをこれでもか!と宣伝出来た所が、今はとても歯切れが悪く、それでも、いかに泊の原発は大丈夫であるか、心配はないかを力説して下さった。

まるで遊園地かテーマパークか?のような造りは、今までのPRセンターと同じではあるけれど、見学していつも不満なのは、福島の事故後の検証がされていないことや、事故を踏まえてこんな対策をとりました、という展示はしているけれど、ボードに紙が張り付けてあるだけの簡単なもので、手間暇もかけていなければ、現状を不安に思いPRセンターに足を運んできた人たちに対して、とても失礼だと思い、改善するようにお話をした。

説明を聞いていて、やはり突っ込みどころがあるので、ここはやはり、突っ込まないと・・・。
と思い、穏やかに突っ込みを入れていたら、だんだん伊勢さんも本気(?)になってきて、次第に話がぶっちゃけてきて、色々と本音もお話になるようになってきた。

リサイクルできて、環境にやさしいのはでたらめである原子力。であるならば、太陽光や風力、火力エネルギーなどに移行していくのかと思い、今後はどうなるかを尋ねてみたら、
なんと!「核融合」であるという返事が返ってきた。

実現まではあと100年くらいかかるだろう、と伊勢さんは仰っていたけれど、先日六ヶ所村の核融合研究施設の方のお話では、あと40年程で出来るとのことだったけれど・・・。

何にしてもまったく現実的ではなく、言葉は悪いが何か悪い夢でも見ているのか、と思うようだった。

ひとしきり館内をご案内いただき、その後色々と長い間質問をしたりしながら、意思の疎通を図っていると、年齢的なところで、こちらは相手の方の子供くらいの年ごろなので、そんな若者たちが、志を持ち、祈り歩いているというところで、何か感じて下さるところもあるようで、なんとなく和やかな、穏やかなうちにこちらの気持ちをお渡しできている、ということがずっと続いている。
けんか腰にならず、相手の話を聞いたうえで、穏やかにこちらの意見をお話ししながら」、共感できるところを捜し、そこにどう持っていけるか・・・。

毎回真剣勝負であるとともに、楽しい作業でもある。

実は伊勢さんも泊の出身で、この場所は昔炭鉱で栄えた場所だそうで、その炭鉱が閉鎖になり、そこで次に来るのは電気だ!との思いから、専門の学校に進み、今の技術者となった。

「福島の事故は、あれは電源喪失によるものだから、今までは3重の設備だったけれども、今回は電源車を新たに高台に配備することになって、4重だから大丈夫」と仰った時点で、こちらとしては、「これはダメだ・・・。」という思いを一層強くした(苦笑)。

今度災害が起きても大丈夫、と仰る伊勢さんでも、家族は札幌に残して、単身赴任でPRセンターに勤めているのは、何か矛盾を感じてしまうけれど、我々は、原発自体に何事も起こらないように祈り、一日も早くすべての原発が廃炉になるように祈り歩くことだけは、変わらない。

明日はいよいよ、泊原発の前での断食御祈念。
宿泊先に到着して荷物などを下していると、地元の少年たちが3人、珍しそうにやってきたので声をかけると仲良くなり、夕勤にも参加してお太鼓を叩いてくれたので、夕食がカレーだったので食べに来ないか誘ってみたら、「食べたい!」と言うので、「ご両親の許しをもらってからおいで。」というと、一度家に帰り、そのうちの一人、中学2年の少年が来てくれたので、一緒に楽しく夕食を囲んだ。
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